【超フライング告知です!】
どうしても会いたいとあんまり言うので、今朝、お客さんを送り出した後、本当なら一眠りしたいところだったのですが、老体に鞭打ってでかけてきました…。(写真、眠そうでしょ?だって、眠いモン…)
会ったのはモンゴル口琴演奏者協会のナランデルゲル氏。そう、岡山の店にやってきて、私を半ば強制的に協会の日本支部長にしてくれやがった彼です。まったく、もう…。
んで、曰く…
「10月に北海道阿寒で開催される国際口琴大会に13人のモンゴル人口琴演奏者を連れて行くんだけど、その前後で、なにかどうにかできないだろうか?」ということ。
11月とか秋は、いろんなイベントが立て込んでいて、なかなか集客できないってことは経験上よく分かっているのですが、目的はあくまでもモンゴル文化の紹介だということなので、興行的にはどうでもいいらしいんです。
そんならってことで、西日本地域での演奏会をやろうということになりました。
が、興行的にはどうでもいいって言われても、交通費や宿泊代などは馬鹿馬鹿しいくらいにかかるわけです…。しかも、同行者は7名!私のステップワゴンに乗れるだけ乗るってことで…。
でも、やってくる演奏者たちはモンゴル各地から集められた古きを知る御大やその弟子。
こんな機会はありませんよ!聞き逃したらいけません!
でも、私の財力でどうこうできるもんではありませんので…
そうです!クラウドファンディングをします!
クラウドファンディングの詳細は後日発表しますが、すでに決まっている日程がありますので、以下にお知らせします
2025年
10/31(金) 愛知県瀬戸市 ナトゥール・ビュフェー
コンサート 18:00~
11/1(土) 大阪府箕面市 箕面市立市民ギャラリーチカノバ
口琴ワークショップ 15:00~17:00
コンサート 18:00~
11/2(日) 調整中
11/3(月) 岡山 cafeしゃがぁ(詳細未定。もう少し大きな会場がないか考え中)
11/6に東京に戻る予定(11/8にコンサートあり)ですので、
11/4,5の日程で、こっちこーいと言っていただけたら、調整します!
#モンゴル #民族音楽 #口琴 #ワークショプ #演奏会 #コンサート #クラウドファンディング
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[タヒ~!]
トラックの荷台でお客さんが撮影しました~。
うちの運転手フチェは野生動物の習性をよく知っていて、上手に併走、そして前方を横切らせてから、停車!
珍しい近距離での遭遇を最高の出会いが出来ましたー!
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[ワイルドキャラバン、なんと30年‼️新企画ツアーのお知らせ」
1995年にはじまったワイルドキャラバンですが、あいだに数年間のお休み期間がありましたが、なんと、今年が30 周年記念だったのです。
しかも、そんな年の参加者に、かつての参加者の娘さんがいるなんて、、、、それも二人も。
じっちゃんの孫でプレブダワーの息子アーギー、ばっちゃんの娘のドーギーとセレンゲ…
いやはや、、、
来年8月後半の2週間を、この家族たちを知る人たち(のお友達も含む)を対象にした
「アーギー一家と過ごす草原生活」ツアーを開催しようという話になってます。
現地集合、解散。参加費は運転手とアーギー宅に払うだけ。他は実費のみ。
もちろん、空港迎えや送りなどの相談は承ります。いつ来て、帰ってもお好み次第。車の手配のお手伝いはします。
特になんのプログラムはありません。
前に来てくれていた人たちに会いたいのだそうです!
当時の写真を持ってきてくださいね。
開催の詳細要項は、後日に~
#モンゴル #旅行 #ホームステイ #遊牧生活 #遊牧民 #草原暮らし
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[ワイルドキャラバン終了~]
今年の私のラストラン~。ドーギーが撮ってくれました~。「兄さんの姿、撮ったの無いのよね~」と。
一人は腰痛、一人は尻尾痛を抱えながらも、お客さんたち元気~。
ギャロップ率100%を達成!それぞれが好きなスピードを好きなタイミングで出せるようにならねば馬に乗れるとは言えないんです~。みなさん、頑張りましたな~。
2026 年 夏の ワイルドキャラバンは7/31-8/7,8/7-14 の2本、各10 名 限定にて 募集します. これに伴って、女性乗馬スタッフも増員して、乗馬スタッフ5人体制で臨みます!
NPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁ企画のワイルドキャラバンはモンゴル遊牧民の馬との関わり方を体験していただくことに主眼をおいています。ただ走りたいだけという方は、やめておいた方が良いでしょう。モンゴル式の乗り方にこだわったツアーです。YouTube のしゃがぁチャンネルの詳説ワイルドキャラバン動画を必ず視聴した上で、ご参加ください。
金額はまだ定かではありません。
#モンゴル #旅行 #2025モンゴル旅行 #ワイルドキャラバン #乗馬ツアー
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[ワイルドキャラバン 早起きは三文の得!]
干ばつがひどくて河原に近くキャンプした翌朝….
早い時間からいろんな鳥の鳴き声が聞こえてきます。
そんな中で、ひときわ大きな声が聞こえていました。「あ、ありゃオオハクチョウだわな」とテンをでると二羽のオオハクチョウがすぐ近くの水面に浮かんでいるではないですか!
しばらくすると飛び立ち、少し離れたところに仲良く降りたって…。
その一連の様子が、まるで、先日観たバレエ「白鳥の湖」のワンシーンのように見えて…なんか絶句…。
今回のワイルドキャラバン、ずっと夜は嵐だったのですが、昨夜はとても静かで穏やかでした。そんな朝になんとも美しい情景に「白鳥(しらとり”の唄に誘われ出でみれば、ゆめかうつつか、モンゴルの朝」…なーんちゃって~。
#モンゴル #旅行 #2025モンゴル旅行 #ワイルドキャラバン #乗馬ツアー #ハクチョウ #野鳥
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【 今日はタヒ見学~]
午前中のキャラバン終えて、トラックの荷台にみんなで乗り込んで、タヒ見学に出かけました。ワイルドキャラバンのお楽しみの一つなのです。
最近はタヒの水飲み場にたくさんの人が押し寄せるわ、うるさくするはで、近くで見ることが難しくなってます……。静かにしろよ、バカ者どもめっ!と、いつも思っているのですよ。
ンで、ここ数年、遠くにみることばかりなので今年は防振双眼鏡を持ってきてました。
ンが、今回はまだハーレムを作ってないオスが一頭でうろついているのに遭遇!
車の近くではしってくれるわ、近くに止まってくれるわ、最高でした!ホントについてましたっ!
#モンゴル #旅行 #2025モンゴル旅行 #ワイルドキャラバン #乗馬ツアー #タヒ #野生馬 #モウコノウマ
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[2026年のワイルドキャラバンはっ!]
アーギーが
『兄さんっ!来年、受け入れ人数を10人にしたい!」
と言い出しました!
「女性乗馬スタッフを一人増やせるよ。心当たりがあるんだ」と。
ふと思ったのですが、通訳、ガイドさんで女性で馬に一緒に乗るっていうのはあるかと思いますが、乗馬スタッフという位置付けで女性スタッフって、いないんとちがうか?
もしかしたら、これって、うちのツアーのセールスポイントなのではないか?と、思うに至りました。
だって安心感ありますでしょ?
主催の風の旅行社さんと協議を進めますが、ご期待ください!
10人のお客さんに対して五人の乗馬スタッフ!そのうち2名は女性!
ワイルドキャラバン、徐々にかつての姿を取り戻しつつあります!
すべてモンゴルスタッフたちのたゆまぬ努力のなせる技です!
#モンゴル #旅行 #2025モンゴル旅行 #ワイルドキャラバン #乗馬ツアー
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[ワイルドキャラバン第2班~]
干ばつがひどくて、思ったところにキャンプ出来ずに、ちょいと長い移動になりました~。
昨日は終盤にみぞれまじりの雨に見舞われ、さむかったのですが、ま、それなり。
皆さん元気です。
七人中、二日目にして、ギャロップ人口は四人です。まだ、ギャロップに至らない人もいますが、いい感じでのれてます!頑張ってほしいなぁ~。新しい扉をあけてほしいなぁ~。あ、落馬者は一人~
#モンゴル #旅行 #2025モンゴル旅行 #ワイルドキャラバン #乗馬ツアー
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[ワイルドキャラバン第2班はじまります~]
昨夜、みなさん、到着~。
なんと90年代のツアーに参加していた方の娘さんが参加!しかも二人も!持ってきた写真にはじっちゃんとばっちゃん、若き日のプレブダワー、ついでに腰まで髪を伸ばした西村まで……。
モンゴルスタッフみんな大騒ぎ!
嬉しいですねぇ~。『あそこにはいってはいけない!」とか言われてなくて良かった~、
さて、二週目、怪我無く終わりますように~
#モンゴル #旅行 #2025モンゴル旅行 #ワイルドキャラバン #乗馬ツアー
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【エルデネ、元気っ‼️]
本日、エルデネ、無事退院しました‼️
先週土曜日に入院、週があけての月曜日に手術。3時間くらいかかったそうです~。
そのあと、ウランバートルでひとりぼっちですからね、「兄さん、ありがとう」って毎日、私にメッセージ……。ほかにやることないもんね……。
んで、私のアパートに滞在して、今度の月曜日に抜糸。8月末には田舎にかえるかな?でも、三ヶ月は馬に乗ってはダメだと言うことで、町暮らしになるかな?
#モンゴル #旅行 #2025モンゴル旅行
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【ワイルドキャラバン五日目~そして、こっそりフライング予告]
ラストランに臨む皆さんでした~。
今回のワイルドキャラバンの第1本目の乗馬は今日でおしまい。
このあと20kmちょいかな?を3時間くらいで駆け抜けてしまいました。
参加者の皆さんは、なんと、全員、私にとっては、先輩ばかり…。
若僧にだまされながらも、元気に走ってくださって感謝です~
乗馬初心者の方の中にも、ギャロップできるようになった方もいて、皆さんがそれぞれに新しい扉をあけてくださったことが、なんとも、ありがたいです。
明日、ウランバートルに戻って、明後日の朝にはお帰りです。
んで、同日夜にはワイルドキャラバン2本目のお客さんたちをお迎えして、草原へ~。
来年は、、、7/31-8/7, 8/7-14の予定でワイルドキャラバン開催予定しています。参加費は諸般の事情もあって、すこし値上がりするかもしれませんが、よりよいサービスと体験をお届けするためです‼️
限定七名のみの受け入れです。
うちはモンゴル人女性乗馬スタッフもいまして、なにかと頼りになります!(いまげんざいは負傷のため、食事スタッフ。暴れた馬が日本人たちのところに駆け込まないように身を挺した名誉の負傷…。そんなスタッフがいるのも、自慢なのです!)。
来年ツアーの詳細の発表は9月に入ってからになりますが、予約とか、つばつけるなら、今のうちかもしれませんぞ~。お問い合わせは風の旅行社さんまで。
ツアー参加お申し込みの前に以下の動画を必ず視聴してください。1時間ほどありますが、ツアーミスマッチを防ぐためです。必須です。
https://youtu.be/m0opYqmF3I4?feature=shared
#モンゴル #旅行 #2025モンゴル旅行 #ワイルドキャラバン #乗馬ツアー #風の旅行社のモンゴル乗馬ツアー
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【 祈り]
ワイルドキャラバン四日目。最長距離(ざっと60kmちょい)を走るのですが、出発前にセレンゲがみんなの無事を祈ってミルクを捧げてくれました。
実はセレンゲ、二日目に落馬してしまって、骨折しているんです…。ウランバートルで診察を受けた後、ツアーに戻ってきました。
そして、みんなの無事を祈ってくれる…かわいい妹なんです。こんな風な行為を誰にみられることなくとも、ささっとやってのける…。
カッコいいなと、おもうです。
んが、その願いはテンゲルに届くことなく、ほんの30分後、馬に乗るときに私の馬が暴れてしまって(腹帯が締まりすぎてたらしき)、西村落馬…。わぁ、カッコワルイ!
馬を抑えていたフチェは腕を負傷、私は右肩、背中に打ち身を抱えることになりました…あぁ。
「馬主の躾がなってないからだぞっ!」とフチェがいうと、アーギーは
「なにいってんだい。兄さんたち、僕がその馬の世話してるときに、馬に噛みつけ噛みつけって言ってるじゃんか!そんなこと言ってるから、馬が僕に味方したんだよっ!」と。
「わかった、俺が悪かった!もういわないから、馬に言い聞かせておいてくれぇ」は、私。
「にいさん、その馬ね、実は姉さん(セレンゲ)のお父さん(アーギーの祖父)の、「斑の種馬」の血統なんだよ」
セレンゲの父、バットヒシグという有名な馬飼いがいました。私に草原のことをいろいろ教えてくれた人です。
この人は、若い頃から調教師としてならした人で、馴らすのを諦めた人たちの馬を片っ端から乗りこなすようなすごい人だったんです。
晩年、彼がいつも乗っていたのが、斑の種馬。酔っぱらって寝ている彼の横を離れることがなかったといわれ、この馬がいたら、そこで彼が酔い潰れているよと、みなにいわれるような……そんな人と馬。
一度、乗ったことがありますが、するするするすると、全く揺れを感じさせることなく、トップスピードにはいるんです!ほんとに凄い馬でした。
で、その血統の最後の馬が、、、今日、私を落としてくれたんですねぇ……。爺さんの域にはまだまだだなと、痛い脇腹を抱えて走りはじめた朝でした。
#モンゴル #旅行 #2025モンゴル旅行 #ワイルドキャラバン #乗馬ツアー
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[ワイルドキャラバン四日目始まり~]
今日は二日目&三日目分を一気に戻るという行程です。
が、みなさん、かなりいいスピードで移動できるようになってます。
#モンゴル #旅行 #2025モンゴル旅行 #ワイルドキャラバン #乗馬ツアー
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[ワイルドキャラバン二日目~]
初日、泣きが入っていた方もいらっしゃいましたが、ワイルドキャラバンは初日、二日目がかなりきついと思います。当たり前です。わずか数日間で気持ちよく乗れるようになろうって言うのだから高密度の体験を積む必要があります。
アップダウンをひたすらこなしながらバランスを取れるようになって、長い下りは足を踏ん張り続けないといけませんから、これをこなすことで鐙に乗るということを身体で覚えられるのです。
平らなところをいくら走ってもダメなんです。
初日よりはるかにきつい行程を経験したのに、昨日よりみなさん笑顔なのです~
#モンゴル #旅行 #2025モンゴル旅行 #ワイルドキャラバン #乗馬ツアー
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[ワイルドキャラバンはじまりました~]
雨にも降られず無事に1日目終わりました~。
初めて馬に乗るというかたもいらっしゃいましたが、緊張しながらも、特に遅れることも無く、ヒョコヒョコついてこられました。
ま、今日は大した距離を移動してませんがね。
#モンゴル #旅行 #2025モンゴル旅行 #ワイルドキャラバン #乗馬ツアー
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[ワイルドキャラバンツアーまもなく開始‼️]
<写真は2024年のもの>
今夜、お客さんをお迎えして、草原に向かい、明日から馬旅です。
8/15 まで 2グループをお迎えします。毎日、馬で移動、目的地ではゲル建てて宿泊です。
雨予想のようですが、ま、それもワイルドキャラバンらしいかなとか?
ライブ中継は出来ませんが、適宜、動画、写真のアップはしますね。
#モンゴル #旅行 #2025モンゴル旅行 #ワイルドキャラバン #乗馬ツアー
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[残念ですが、八月後半の撮影旅行は中止となりました]
<写真は去年の秋>
「兄さん、一緒にウランバートルいっていい?病院に行きたいんだ」
「ん?いいけどどした?」
「腹が変に腫れてるんだよ」
なんだなんだ?と、ウランバートルに来て、病院へ…。
「兄さん…どうしよう…するなら明後日に手術、で、五日間ほど入院だって。」
「なんぼかかるん?」
「手術代と入院代で5500000tg ……」
「わかった。出してやるから心配するな。治せるんだから、何よりだわ」
というわけで、私の撮影旅行資金額が無くなってしまいました~わははははははは。
帰国します…。
といっても、なんやかやとやることあって、8/22に帰国となりました。
乗馬ツアー後の8/15から8/20 (出国は8/21)まで、行って帰れそうなところへいくか、アーギーのところでのんびりするか?
行って戻るとしたら、ゴビ砂漠方面かなぁ~。
a、そこんとこのピンポイント旅行の同行希望者いたら、どぞ。
現地からのボルドーやクグルシンさんの生配信楽しみだったのですが、またの機会に~
#モンゴル #旅行 #2025モンゴル旅行
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【 へぇ~]
ウランバートルに昨夜戻りまして~。
お買い物に出ました。カフェしゃがぁでの売り物の仕入れですが、久しぶりに本屋に行ってみました。
なんとも、立派な装丁の本がたくさんで、お値段も、まぁ、しっかりしていて……わぁ~
で、ぬはは、日本のコミックコーナーがあるではないですか!
ワンピース、鬼滅の刃、呪術廻戦、ナルト、スパイファミリー(アーニャ可愛い…ヨルさん素敵)、デスノート、進撃の巨人などなど!
昔、帯広の大学でのモンゴル語講義でスラムダンクを使ったことがありましたが、なんとまぁ、たくさんあること!
「日本のアニメ、マンガは面白いし、内容も深くていいよね」とはムルン君。アーギーもおんなじようなことをいってましたわ。
値段はそれぞれ違うのかもしれませんが、進撃の巨人は約500円。ペーパーバックみたいな印刷です。んー、良い値段するなぁ~。
でも、娯楽としては優良なんだと思いますね。子どもに読んでほしいなと思うような良い作品たちが、こうしてモンゴルの本屋に並んでいるのって、うれしいなと。
#モンゴル #旅行 #2025モンゴル旅行 #ウランバートル
…
[タイガとトナカイと、そこに暮らす人々について]
少々、えらそうな物言いになることをお許しいただくとして…
はっきりいって、タイガで暮らす人々について、ほとんどのモンゴル人や旅行者らが書いたりしているモノを見るにつけ、
「いい加減なことを書くな!」
と、腹が立つことが多い!
トナカイを馬や牛、ヒツジ、ヤギを飼うのと大差ないかのように思い込んで、適当なことを書くのも、タイガに住む人々にとって、マイナスな結果しかもたらさないと知るべきだと思う。ほとんどのモンゴル人ガイド、通訳はこの土地について何も知らないと言って良いだろう。土地の人々に高圧的な態度であたる不届き者も多い。バヤラー親父だったら、敷居をまたがせないだろうなってな、馬鹿者もかなり目にする。ここは、モンゴル国内だけど、いわゆるモンゴル的な常識が通用しない場所であることを理解する必要があるのだ。
タイガの彼らはいま、先住民権を脅かされるにいたり、生活そのものが消滅の危機にさらされているが、これは間違いなく、彼らの生活の本当を知らずに、勝手な思い込みで、無責任な言説を撒き散らす者たちによってもたらされている。
もっとちゃんと勉強してほしい!
って思って、タイガ情報局オストhttps://taiga.shagaa.com をずいぶん昔に作った。むろん、私の力不足は否めないのだが、あまりにも酷い誤解が広がっているのが悔しくて仕方ない…。
タイガ側も大きく変わってきていて、トナカイをただ見世物にするだけの、私に言わせれば、エセタイガ世帯と、時々に適応しながらトナカイ飼育をメインにしている世帯がある。これらで見られるモノは大違いなのだ。
本来であればトナカイ飼育に適さないのに、ツーリストが来やすいところだからと営地を構え、トナカイを苦しめるような世帯もある。
そんなところにいって、なんになるのだ?とつくづく思うのだが、圧倒的に多くがそういう所に案内されて、帰って行くのだ。知らないのだから
仕方が無いのだが、なんとも、くやしいのだ。
…

当店は北アジア地域の遊牧民、モンゴル、カザフ、トゥバ人たちの遊牧文化を、彼らの心のこもった美しい手作り雑貨に囲まれて、美味しい飲物を味わいながら、感じて頂けることを目指したお店です。
当店は北海道に拠点を持つNPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁによって運営されています。
手作り雑貨コーナーでは…
カザフ刺繍やモンゴル刺繍商品、フェルトヌイグルミ、フェルトスリッパ、シルク&フェルトストールなどの他、各種アクセサリーなど、日本では手に取ってみることが出来にくい様々な珍しい商品を販売しています。全国各地で開催し、リピーター続出のヤク毛、ラクダ毛の激暖靴下も取り扱っています。
当店で扱うカザフ商品たち…
モンゴル国バヤンウルギー県在住のカザフ人女性たちの多くが師匠と崇めるアイナグル氏(通称アイナ)の手によるカザフ刺繍商品たち…。
彼女は社会主義崩壊時期(1990年末から)にカザフ人女性たちの現金収入手段となるようにと各地を回ってはカザフ刺繍の保護、維持、伝承に力を注いで来た人です。NPO法人しゃがぁは彼女を招聘して日本各地でワークショップやカザフ刺繍展覧会を開催した実績もあります。その刺繍の精密さ、美しさ、製作スピードは、まさに神業と言える域に達しています!
モンゴル国バヤンウルギー県在住のフェルト商品作家であり、カザフ刺繍壁掛の研究者でもあるクンドゥズ氏(通称カカ)の作品たちや彼女が運営するお土産物屋さんで扱う商品たち…。
彼女はクルグズスタン(キルギスタン)やカザフスタン、ウズベキスタンなどに各種商品を仕入れに行ったり、そこの商品からインスパイアを受けて自作したりしています。中央アジアのファッションの流行に敏感な女性です。
当店で扱うモンゴル商品たち…
モンゴル国ウランバートル在住のセレンゲ氏の手によるモンゴル刺繍の中でも最高難度であり、配色にもルールがあるというズーオローフ技法による刺繍アクセサリーたち…。
彼女は遊牧民として生活していましたが、結婚してウランバートルに出てきましたが、夫のDVが原因で離婚。二人の娘を抱えて孤軍奮闘しているシングルマザーです。とはいえ、とても働き者の彼女は街で得た仕事場でも頼りにされ、空いた時間を刺繍商品作りに取り組んでいます。
ズーオローフ技法については、こちらをご覧下さい。
モンゴル国ウランバートル在住のナランゲレル氏を中心に街の女性たちが集まって手分けしながら作る各種フェルト商品たち…
ヌイグルミ、コースター、カレンダーの他、厚革底フェルトスリッパなどを仕入れています。彼女は世界各地に出かけていっては自分の感性を磨き、経験を積んでは、それを生かしてウランバートル在住のフェルト商品製作女性グループのリーダーとして活躍しています。実は、フェルト絵なるものを趣味で作っていまして、以前より、もっと作って売ってくれ!と言っているのですが、まだ首を縦に振ってくれません…。
数は少ないのですが…。モンゴル国北部タイガ地域でトナカイを飼って暮らすトゥバ人の手によるトナカイ角彫刻作品など、超レアなものも並ぶことがあります。




カフェコーナーでは…
北海道新冠にある自家焙煎カフェ「茶菓いっ風」さんのマスターのきまぐれブレンドコーヒーを飲みながら北海道の大地に思いを馳せたり…
北九州門司港にあるグリシェンカフェ古民家チャイハナ甲斐大策ギャラリーのグリシェンさん調合の愛情こもった特製ウイグルスパイス茶にシルクロードのロマンを感じたり…
当店店長のこだわりのモンゴルのスーティツァイ(ミルク茶)でモンゴル遊牧民の慎ましやかで、逞しい生き様を想像したり…
お茶やコーヒーにも様々な物語をのせて、みなさんに提供しています。メニューは徐々に追加していきますのでご期待下さい!
遊牧文化紹介センターとして…
充実のライブラリー
店内ではミニギャラリーを常設し、適宜、写真も入れ替えます。遊牧世界を感じられる写真の数々をお楽しみ頂けます。
また、大型モニターでは各種スライドショーや貴重な音源、映像を楽しめるようになっています。
これら資料はNPO法人しゃがぁの理事長西村が1991年以降撮りため、録りためてきたもので、その量や内容は国内有数の規模とレベルを誇ります。
コンサートや講演会、文化講座
店内では各種コンサートや講演会、遊牧文化講座などを開催します。
モンゴル国から招聘した本物の遊牧音楽を現代に伝える演奏者によるコンサートは当店ならではのスペシャルプログラムです。また、理事長西村による各種講演会や文化講座、民話ライブ「モンゴルの噺」などは全国各地にて開催されており、好評いただいているプログラムです。
店長もモンゴルと長く関わってきた経験を持ちます。みなさんのご興味や好奇心にお応え致します!
様々な交流と変化を常に求めて…
企画販売コーナーの提供
ご希望があれば、店内の一角を企画展コーナーとして格安で開放します。カフェコーナーも様々な集まり、勉強会会場などにお使い頂けます(勧誘を伴う活動は禁止とします)。
趣味のグループ展や作品展示会も即売会、webショップをお持ちの方やプロの制作者たちに広く提供します。
もちろん遊牧文化と全く関係なくても構いません!
詳細はこちらをご覧下さい。
いろいろな人々が交流しながら、それぞれの文化を発展させていったシルクロードのオアシス市場のようなお店を目指しています。