遊牧民ひろば開催!

全国各地で開催、好評いただいている「遊牧民ひろば」、当店でも開催します!
かつてのシルクロードオアシス都市の市場では、いろいろな人や物、文化、習慣、言語、宗教がお互いに影響し合いながら、それぞれに発展をしていました。
言語や宗教を押しつけることもなく、「へぇ~」「ほぉ~」とかいいながら、それぞれがそれぞれのままでよかった時代でした。

「遊牧民ひろば」はそんな広場になりたいと、多くの方々の支援を受けながら大阪、京都、東京、福岡、札幌などなどあちらこちらで開催されてきました。

期間中、会場にはモンゴル、カザフ遊牧民が常駐して、適宜、求めに応じて演奏をお聴かせします。楽器を触らせてもらったりもOK。お茶でもすすりながら、モニターに写し出される遊牧世界の写真たちも楽しんで頂けます。
特にプログラムはなく、流れにまかせて、なにが起きるかは、店外からいらっしゃる皆様次第です。

演奏者紹介
L.クグルシン:
カザフ民族楽器ドンブラ演奏・歌。モンゴル国バヤンウルギー県在住。現在は年金暮らしだが、かつて、草原で遊牧生活をしながら産婦人科医を長く勤めた。幼少の頃、ドンブラを弾き語る父親の傍らで音楽を学ぶ。約30年間を遊牧をしながら医師として草原地域で暮らし、土地の古老らから多くの歌を学ぶ。素晴らしい歌声が評判となり、演奏依頼が後を絶たず、第一文化功労者勲章を授与されるに至る。モンゴル地域のカザフ人に伝わる古い楽曲を知る希有な存在である。(2007~来日)

B.ボルド:
モンゴル民族楽器馬頭琴をはじめ、様々な楽器を弾きこなし、喉歌(ホーミー)の使い手。そして、更にはモンゴル国アカデミーが認定するわずか9人の英雄叙事詩の語り部の一人。彼が得意とする“聖なる英雄の叙事詩”は全編で28時間を超える。普段はモンゴル国バヤンウルギー県で普通に遊牧生活を営んでいる。そして、必要なときに讃歌(約2時間)を歌い上げるために山に登ったり、善きことをもたらすために、英雄叙事詩を詠唱するという生活を送るという希有な存在。(2020年来日)

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