イベント情報-2026年3月-


お店は1月のモンゴル語講座遊牧民の噺<遊牧世界シャッフルトーク>をやったあとの2月はお休みになります…。NPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁのイベントツアーが目白押しで、2月は東京方面でいろいろやっているのです…。

そして…3月もお店は不定期営業になってしまいますが(最新情報は営業カレンダー参照)

3/8(日)-3/10(火)の三日間は演奏会を開催します!


 モンゴル遊牧民は馬頭琴、イケル(馬頭琴の前身楽器)、ツォール(縦笛)、喉歌などで様々な音を奏で、そして、祝詞や讃歌、叙事詩を歌い上げる声を使って自然を讃え、慎ましやかにその恩恵に感謝し続けてきました。カザフ遊牧民は人のささやかな想いや願い、祈りをドンブラに載せて歌い上げ、永きにわたり伝え続けてきました。
 この祈り、願いは、日々の生活の中でごく当たり前に、さりげなく行われ続け、今の世に、あの大自然、大草原を残してくれたのが彼ら遊牧民です。そんな彼らのありのままの姿を感じていただける…そんな演奏会です。


演奏者プロフィール

<英雄叙事詩,讃歌,祝詞,馬頭琴,喉歌>
モンゴル民族楽器馬頭琴をはじめ、様々な楽器を弾きこなし、喉歌の使い手。モンゴル国が認定するわずか8人の英雄叙事詩の語り部のひとり。“聖なる英雄の叙事詩”は全編で28時間を超える。普段はモンゴル国バヤンウルギー県で普通に遊牧生活を営むが、讃歌を捧げるために山に登ったり、英雄叙事詩を詠唱するという生活を送るという不思議な存在。(2020年~)

<カザフ民族楽器ドンブラ演奏,歌>
モンゴル国バヤンウルギー県在住。幼少の頃、ドンブラを弾き語る父親の傍らで音楽を学ぶ。約30年間を遊牧をしながら医師として草原地域で暮らし、土地の古老らから多くの歌を学ぶ。素晴らしい歌声が評判となり、演奏依頼が後を絶たず、第一文化功労者勲章を授与されるに至る。モンゴル地域のカザフ人に伝わる古い楽曲を知る希有な存在である。(2007~来日)

<解説,司会>
NPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁ理事長,手作り雑貨とカフェの店しゃがぁ店長
遊牧文明に魅せられて、モンゴル、カザフ、トゥバ民族の土地に30年以上通い続ける。現地で見聞きしたことを伝えることを仕事とし、写真展、展覧会、文化講座、イベント、民話ライブ、コンサートなどを全国で開催している。活動がモンゴル国に認められ、2012年に友好勲章を授与されるに至る。「もっと知りたい国モンゴル」(心交社)他。大阪大学非常勤講師(2021~)。北海道在住。


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